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神戸市東灘区の灘五郷巡り!蔵元の紹介と東灘区自体をご紹介!

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兵庫県南部には有名な酒蔵、灘五郷があります。

 

 

沿岸沿いに広がる灘五郷は、神戸市と西宮市に点在し、そのうち神戸市は灘区と東灘区をまたいて存在してます。
(灘区の灘五郷の酒蔵紹介はこちら)
灘区の酒蔵

 

そんな灘五郷の御影郷・魚住郷と、その二つの郷を有し、港町神戸の最も東に位置する区、東灘区を紹介します。

 

 

 

その他の神戸市の紹介はこちら
神戸市まとめ

 

 

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東灘区

東灘区の概要

 

神戸市東灘区は1950年に誕生した比較的新しい区です。

 

 

特徴として、東灘区南部には、日本有数の酒どころ灘五郷のうち、魚崎郷・御影郷があります。

 

 

現在も酒造メーカーの工場が立ち並ぶ酒蔵地帯には独特の情緒が感じられ、昔ながらの木造の酒蔵は少なくなりましたが、酒造りの様子が分かる各メーカーの資料館があり、熱心に資料館を巡る人の姿も見られます。

 

 

区内の山手には大学が点在し。、阪急電鉄の岡本駅、JR西日本(JR神戸線)の摂津本山駅を中心に学生が集まる若者の街として注目されており、お洒落なカフェや雑貨店が集まっています。

 

 

海側には海上文化都市として開かれた六甲アイランドがあります。

 

 

人工的に造られた島ですが、街には緑があふれ、計算された設計でゆったりとした時間が流れています。

そんな六甲アイランドには外資系企業が進出しており、多くの外国人が居住しています。そのため、アイランド内のお店には外国語の表記が多く見られるなど、日常生活のなかに国際的な雰囲気が感じられます。

 

 

 

このように東灘は情緒あふれる下町としての顔、工業地域としての顔、だんじりをはじめとした伝統文化の生きた街としての顔も含めて様々な街の顔をもっています。

 

 

東灘区の歴史

東灘区の歴史は誕生した1950年からさらに1889年までさかのぼります。

 

 

1889(明治22)年、前年に公布された市制・町村制に基づき東灘区の前身である御影町、住吉村、魚崎村、本庄村、本山村の五ヶ町村が誕生。また、この時神戸市も同時に誕生しました。

 

 

御影・・・町郡家村・御影村・石屋村・東明村が合併(西平野村は1875年に灘区の高羽村と合併し、その後1929年に御影町と合併)
住吉村・・・もとから非常に大きな村のため単独で一行政村を組織する。
魚崎村・・・魚崎村・横屋村が合併。(1914年に町制が施行されて魚崎町に)
本庄村・・・深江村・青木村・西青木村が合併し、旧荘園名にちなみ「本庄」と名付ける。
本山村・・・森・中野・小路・北畑・田辺(旧本庄)の各村と岡本・野寄・田中(旧山路荘)が一体となり、「本庄」と「本山」の頭文字をとり「本山」と名付ける。

 

 

その後、近代化に伴う交通機関の発達で東灘は大阪・神戸の郊外住宅地として発展していきました。

 

 

1938(昭和13)年の阪神大水害、1945(昭和20)年の大空襲で大きな損害をこうむった東灘も戦後に復興でが始まります。

 

 

そんな中、神戸市からの合併誘致が五ヶ町村を走り、1950(昭和25)年4月1日、まず御影・住吉・魚崎の三ヶ町村が神戸市に合併し、ここに東灘区が誕生しました。

 

そして、半年後の10月10日に残りの本庄・本山の両村も合併し、現在の区域になりました。

 

 

御影郷

灘五郷の御影郷

灘五郷の地域の一つで、神戸市東灘区・御影地区の酒蔵地帯を指します。

 

郷とは村の集合体を意味し、この周辺一帯で酒造りが盛んになった際の集合体が元となっています。

 

酒造りが盛んになった1770年頃は上灘と呼ばれた地域で、下灘、今津郷を加えた三郷で灘酒造業の中核をなしていました。

 

その後、1828年にはさらに分化して、上灘は西組・中組・東組の三組となり、御影周辺は上灘中組となりました。

 

 

の中組が現代(1886年以降)の御影郷になった。その為、中郷とも呼ばれています。

 

 

御影郷には、“沢の井”と言う、室町時代(1338~1573)に後醍醐天皇に沢の井の水で酒を醸して献上したと言われる井戸が有り、現在の阪神電車御影駅の高架下にあり、住吉川の伏流水とも言われています。

 

 

 

現在の御影郷では、下記の銘柄が醸されてます。

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御影郷の酒蔵

・白鶴(白鶴酒造株式会社)

 

・菊正宗(菊正宗酒造株式会社)

 

・剣菱(剣菱酒造株式会社)

 

・戎面(戎面醸造合名会社)

 

・福寿(株式会社福寿神戸酒心館)

 

・泉正宗(泉酒造株式会社)

 

・大黒正宗(株式会社安福又四郎商店)

 

・甲南漬(高嶋酒類食品株式会社)

 

 

魚住郷

灘五郷の魚住郷

灘五郷の一つの地域で、神戸市東灘区魚崎・本庄地区の酒蔵地帯を指す名称です。

 

灘で酒造りが盛んになった1770年頃は上灘と呼ばれた地域で、下灘、今津郷を加えた三郷で灘酒造業の中核をなしていました。

 

その後、1828年にはさらに分化して、上灘は西組・中組・東組の三組となり、魚崎周辺は上灘東組となり、この東組が現代(1886年以降)の魚崎郷になりました。

 

その為、東郷とも呼ばれています。

 

現在の魚崎郷では、下記銘柄が醸されており、魚崎郷に本社をおく酒造会社以外に、他の地方に本社をおく酒造会社の灘工場もあります。

 

 

 

魚住郷の酒蔵

・千代田蔵(太田酒造株式会社)

 

・松竹梅(宝酒造株式会社)

 

・浜福鶴(株式会社浜福鶴銘醸)

 

・櫻正宗(櫻正宗株式会社)

 

 

さいごに

一部地域では試飲もできますので休日は体験および試飲を楽しむ大人の旅人が賑わっていたりします。

 

 

とくにこの現地でしか飲めない原酒などは、体験した人の言葉だと最高の一言だとか。

 

 

 

日本の伝統でもあるのでぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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