神戸市

ポートアイランドの第2期地区とは?人工島の南側と「京」をご紹介!

更新日:

これまでポートアイランドの紹介記事を書いてきました。
【その1】神戸の人工島ポートアイランド
【その2】神戸の人工島ポートアイランド
【その3】神戸の人工島ポートアイランド

今回もポートアイランドの紹介ですが、今までと異なります。

内容は「ポートアイランド第2期地区」「京」の紹介です。

 


スポンサーリンク

 

 

 

 

 

 

 

第1期と第2期の違い

第1期地区

神戸の都市部、三宮の南に位置する人工の島、ポートアイランド。

そのポートアイランドは大きく北部の第1期地区南部の第2期地区とに分かれます。

ポートアイランド第1期地区は、ポートアイランドの北半分部分であり、昭和55年度に埋立が完了した地区を指します。

外周部にはバースや公共上屋などと呼ばれる会場貿易施設を整備し、その背後に港湾機能の土地を配置しています。
また中心部は、住居・学校・病院を始め、商業施設があり、「住み、働き、学ぶ」という都市機能を備えた海上文化都市を形成。
物流機能とともに都市的機能も含めた賑わいのあるウォーターフロントとして発展しました。

今では貿易関係の会社が増える一方で、大学などが増え、緑豊かなキャンパスで多くの学生が学んでいます。
また西部には「ポーアイしおさい公園」と呼ばれるポートアイランド西公園が広がり、対岸のメリケンパークをはじめ神戸市街を一望することができるエリアとなっています。

第2期地区

対してポートアイランド第2期地区は、ポートアイランドの南半分部分であり、第1期地区に続いて昭和62年度に事業着手された地区を指します。

新たな時代のニーズに対応した最新鋭の港湾施設(貿易施設)及び都市施設を整備。
港湾施設では大型船にも対応できる高規格コンテナバースを整備し、コンテナの取扱いを第1地区から集約しています。

また平成10年には「神戸医療産業都市構想」が提唱されました。

そのためポートアイランド第2期地区は医療と科学の最高峰が集まっています。

神戸医療産業都市

スポンサーリンク

 

 

 

 

 

 

 

神戸医療産業都市とは

神戸医療産業都市とは1995年(平成7年)1月17日に発生した阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた神戸の経済を立て直すため、震災復興事業として始まりました。

1998年より、最先端の医療技術の研究開発拠点を整備し始め、21世紀の成長産業である医療関連産業が集約しつつあります。

現在、構想から長い月日が経過し、ポートライナー「医療センター」駅周辺などに先端医療の研究機関、専門の医療病院、337を超える企業や大学などの集積が進み、日本最大のバイオメディカルクラスター(医療の集団みたいな意味)に成長しました。

要約するとポートアイランドの中心から南部にかけて集約している医療・科学関連の企業や施設の集まっているエリアのことを「神戸医療産業都市」と呼んでいます。

経済効果

その神戸医療産業都市には大手製薬会社から中小企業、ベンチャー企業までの企業・団体が進出し、いまでは日本最大級の医療開発都市に成長しました。
その結果、専門的な分野にも関わらず雇用者数も2017年の3月末現在で約9,200人と増加傾向にあります。

また神戸医療産業都市の市内経済効果は2005年の時に409億円、税収効果は13億円だったのに対し、10年後の2015年には
経済効果1532億円、税収も53億円とそれぞれ3倍以上の成果が出ています。

そういった神戸医療産業都市機構には世界的にも有名なスーパーコンピューター「京」もあります。

京コンピューター

「京」がある理化学研究所

理化学研究所(りかがくけんきゅうしょ)は、埼玉県の和光(わこう)市にある日本で唯一の自然科学の総合研究所として、物理学、工学、化学、計算科学、生物学、医科学などに及ぶ広い分野で研究を進めてる研究所です。

1917年(大正6年!)に財団法人として創設。第二次世界大戦後、株式会社科学研究所、特殊法人時代を経て、2003年(平成15年)10月に文部科学省所轄の独立行政法人理化学研究所として再発足。
2015年(平成27年)4月には国立研究開発法人理化学研究所となりました。

そんな理化学研究所の3拠点が神戸ポートアイランドにあり、その内の一つにスーパーコンピューター「京」があります。

スーパーコンピューター「京」


スーパーコンピュータ「京(けい)」は、第2期地区にある理化学研究所と富士通が共同で開発し、2012年9月28日に完成した次世代スーパーコンピューターの名称です。

現在世界各国でスーパーコンピューター(長いので以下スパコン)の設計、開発が行われており、最近のニュースでは中国のスパコンが計算速度を競うランキングで世界1位を獲得したとか。
(ちなみに京も2011年の6月と11月で世界1位を獲得した実績があります)

2016年11月のランキングでは世界7位。

しかし、同じ2016年11月に発表された大規模グラフ解析に関するランキングでは、京は4期連続1位を獲得。
これは単純な計算ではなく、例えばウェブデータ上での解析や脳内で複雑に結ばれた神経の動きの解明など、世界中で行われている複雑な仕組みの研究に貢献すると言われている分野のランキングです。

その実用的な性能で京は4期連続1位を獲得。

また他の性能ランキングでも京は1位を獲得。

京がスパコンの中でも飛び抜けて注目されているのはこういった事情です。
ちなみに京は1秒間に1京(言い方は辺ですが、1万兆)回の計算能力が有り、具体的な例でいうと、神戸市の住民約154万人
が1秒間に1回計算するとして約200年かかる計算を、京は1秒間で行うことができるというもの。

このような次元の違うレベルを持つ京が使われているのは、
例えば、新しい薬の開発時間の短縮や地震や津波などの災害予測の精度向上、自動車の開発時間の短縮など、身近な商品やサービスに関するものの研究に役立っています。

さいごに

このようにポートアイランド第2期地区とは、地元住民でさえあまり良く知っている人が少ないんですが、非常にレベルの高い技術が集まっている地域なんです。

神戸空港を利用する際、ポートライナーでポートアイランドを縦断するように走っています。
ちょっと窓から見える車窓が一風違った景色に見えたら神戸市もポーアイも喜ぶと思います。

スポンサーリンク

 

 

 

 

 

 

 


-神戸市

Copyright© 兵庫の車窓から・・・観光名所やスポット・名産品などの情報ブログ! , 2018 All Rights Reserved Powered by STINGER.