神戸には洋菓子店がたくさんありますが、他の地域へのお土産にこれを持って行けばまず外れは無い!という洋菓子の中に、
「凮月堂のゴーフル」があります。
正確には「神戸凮月堂」のゴーフルですね。
ゴーフルは神戸の銘菓とも言われお土産の代表ともされたりしますが、関東でも販売されているそうですね。
そして関東でゴーフルを販売しているお店が、「上野凮月堂」と、「東京凮月堂」だとか。
今回はそんな神戸のお土産として名高く、なぜか東京でも販売されている凮月堂のゴーフルを紹介します。
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Contents
神戸凮月堂
凮月堂の歴史
凮月堂という店名は神戸、上野、東京だけではなく実は全国各地に点在してますが、凮月堂の洋菓子の歴史は古く、明治5年に東京の凮月堂で製造販売が始まったとされています。
明治6年に米津凮月堂が開業。
そこから24年後の明治30年、神戸凮月堂が創業します。
凮月堂の歴史はいろいろなところでじゃっかん違いがあります。
米津凮月堂が明治5年と米津凮月堂の流れを汲む東京凮月堂のホームページには書かれていますし。
歴史ある会社やモノには付きものな由来の誤差だとは思っています。
実際に東京凮月堂や神戸凮月堂は実在しますし、それを言うならキリストなんてももう実在しませんからね。
キリストが生まれたのが西暦0年じゃないとか言われたり12月25日じゃないと言われたりするくらいですから。
ゴーフルの発売
話がそれましたが、その後昭和2年にゴーフルが発売。
こちらも米津凮月堂(現在の東京凮月堂)と神戸凮月堂の販売が同時期です。
ただ神戸凮月堂は米津凮月堂から暖簾分けしてもらった縁がありますので当時から現在まで良好な関係が続いているのでしょう。
神戸凮月堂のゴーフル
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多彩な味
神戸凮月堂の銘菓、ゴーフルですが、味が多彩です。
バニラ、ストロベリー、チョコのベーシック3種のほか、紅茶、抹茶、コーヒーというティータイムに楽しめるゴーフルもあります。
ベーシック3種とティータイム3種は3種で1セットなのでバニラとコーヒーのセットなどは限定販売などでなければないので、
好みによって選択は変わると思いますが、このコーヒーがけっこう美味しい。
またゴーフルの特徴としてサンドしている両面のせんべいが軽い口当たりの炭酸せんべい。
クリームは濃厚すぎないちょうど良い甘さのクリーム。またちゃんと隅々というか、ちゃんと均等にしっかり塗られてます。
伝統あるお菓子のため洋菓子なのに洋菓子によくある重さがないのも特徴です。
私の実家も昔はよく食べてました。高齢になる母親が食べていたのでちょっとしたご年配の方でも食べやすい味なんでしょう。
今はもう遠方に住んでいるため食べているかどうかすら知りませんが、お土産で買って行けば喜んでくれますね。
缶のデザイン
あと特徴としてはミニゴーフルの缶のデザインが絶えず多種多様。
神戸ゴーフルの代名詞ともいえる茶色の缶を代表に、神戸の風景をモチーフとしたデザインもあれば、なぜか大阪のデザインの缶もあったりしました。
というより毎年デザインを変えてますね。
その年のイベント事を絵柄に交えていますので缶だけ集めてみるのもいいかも。
けっこう神戸○○という商品名のお土産が売ってたりしますが、外装が神戸っぽくても中身はそんなに美味しくなかったり、
美味しくない訳ではないけどよくある味だったり。
そういった点でも神戸凮月堂のゴーフルはおすすめだと思います。
個人的には茶色の缶が一番好きです。
神戸凮月堂アクセス
デパートの中にも入っていたりしますが、今回は神戸凮月堂の本店へのアクセス方法を紹介します。
場所は元町商店街。
〒650-0022 神戸市中央区元町通3丁目3-10
こちらは持ち帰りのほか、カフェやレストランもやっています。
またミュージアムもありますので立ち寄ってみるとけっこう楽しいですよ。
神戸凮月堂へのアクセス方法
JR元町駅西口から
JR元町駅西口からの場合。
・JR元町駅西口改札を出る。
・改札出て左、すぐの横断歩道で県道21号線を渡る。
・右側にある筋に入り、しばらく歩くと商店街に出る。角に観音屋という喫茶店が見える。
・商店街を右に曲がり、しばらくあるくとすぐ左手に発見。
目印はパティスリーグレゴリー・コレの手前です。
JR元町駅東口から
JR元町駅東口からの場合。
・JR元町駅東口改札を出る。
・改札出て右、交番の前の横断歩道で県道21号線を渡る。
・神戸大丸が見える方向に進んで行くと、右側に元町商店街の入り口が見えてくる。
・元町商店街に入り5分〜10分程度歩いていると左手に神戸凮月堂を発見。
ちなみに5分〜10分は人によってじゃっかん異なりますが、おおよそそれくらいです。
それ以上時間がかかる場合は、ひょっとしたら通り過ぎてるかも。。。
まとめ
神戸○○という商品名や洋菓子、お菓子はけっこうあったりしますが、中には神戸にあんまり関係ないものだってあります。
神戸の名前を付けただけのありきたりなお菓子もあったり。
そんななか神戸凮月堂は、たしかに全国に店舗を構えていたりしますし、ぶっちゃけ神戸以外でも手に入れることは可能です。
というかネットが日常になった今日、現地でしか手に入らないお土産は日持ちしないものしかないでしょう。果物とか。
そしてそういったものだと日持ちしないので知人へのお土産品にも向いていなかったり。
話がそれましたが、それだからこそ神戸凮月堂は味も納得できる神戸のお土産物として適しています。
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