港の街といえば船が付きものです。
一時期、世界一のコンテナ取扱い量を誇った神戸の港ですが、物流系以外の船も活躍しています。
その一つが海上から神戸の海や山を楽しめるクルーズ船。
今回はそんなクルーズ船の中でも気軽に利用できる船を紹介します。
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Contents
クルーズ船の歴史
クルーズ船の歴史はまだ浅く、40~50年程度と言われています。
19世紀半ば、世界中で大陸間の長距離移動を担っていたのは船であり、世界の主要各国は国をあげて巨大で豪華な客船建造に覇を競い、
船は極めて長い間、人々を乗せて運ぶ旅行業界の主役でした。
20世紀半ばに商業ジェット機が登場し、大陸間の移動手段が航空機に取って代わられると、船はレジャーを対象としたサービスを作り、
今まで主流だった2つの地点を結ぶ移動手段ではなく、レジャー・観光を目的とした船旅が誕生しました。
そのまったく新しいビジネスがクルーズの誕生とも言われています。
当時のクルーズは費用も高く長い時間が扱える限られた裕福層のみが楽しめるものでしたが、
近年はサービスも多様化して従来のような豪華客船もあれば少し背伸びをすれば楽しめる価格帯のクルーズ船も現れてきました。
また宿泊を伴わないクルーズ船もあり気軽に楽しめる環境になってきています。
おすすめクルーズ船
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神戸にもいろいろな豪華客船、クルーズ船が停泊しますが、今回は気軽にクルージングを楽しめる船をご紹介します。
ファンタジー号
「ファンタジー号」は約45分間のクルージングが楽しめる船上カフェ。
美味しいコーヒーなどを飲みながら神戸の町並みや明石海峡大橋の遠望、造船の建造風景、
タイミングが良ければ神戸空港の飛行機の離着陸風景や豪華客船の入港シーンに遭遇できるかもしれません。
また1隻まるごと貸し切ってのパーティクルーズも可能です。
出航時刻・乗船料のご案内
コンチェルト
神戸船の旅「コンチェルト」は、五感でクルージングが楽しめる遊覧船。
毎便開催しているクラシックやジャズなどの生演奏は、誰もが聞いたことのある曲や季節に合わせたテーマの音楽が。
素材の味を最大限に活かしたフレンチコースや眼の前で焼き上げる鉄板焼コース、ケーキセットなどのカフェメニューも充実。
船上から眺める六甲の町並みや海に浮かぶ神戸空港など神戸ならではの贅沢な景色を満喫出来ます。
船旅・料理・音楽の協奏曲をまるごと五感で楽しめます。
運行時間・料金
ルミナス神戸2
日本最大級のレストラン船の「ルミナス神戸2」。
明石海峡を2時間20分で周遊するコースと、神戸空港沖を1時間30分で周瑜するコースがある。
1930年代の豪華客船「ノルマンディ号」をモデルにした国内最大級のレストラン船。
船内はアール・デコ調に統一された優雅な内装。
レストランでは地中海をイメージしたフランス料理をメインに世界各地から取り寄せた旬の食材を使った料理や「ルミナス神戸2」のハウスワインも楽しめます。
船上貸切パーティや船上ウエディングなど、さまざまシーンで神戸の素敵なひとときを過ごせるクルーズ船です。
コース・料金・時間
オーシャンプリンス、ロイヤルプリンセス
「オーシャンプリンセス」
異国的な外観が特徴の帆船型遊覧船。
神戸港内外を遊覧する45分のコースでは明石海峡大橋の遠望や神戸空港を間近に見ることができる。
「ロイヤルプリンセス」
中央に2階席へと続く階段がある関西最大級の豪華遊覧船。
西は明石海峡大橋の遠望、南は神戸空港をめぐる40分のコース。
各クルーズ船へのアクセス
それぞれのクルーズ船へのアクセスはこちらでまとめています。
乗り場へのアクセス
まとめ
今回紹介したのは神戸発着の日帰りクルーズ船、遊覧船でしたが、
クルーズ市場は世界では今後も成長が見込め、旅行会社の中核ビジネスになりうる可能性があるとも言われています。
最近ではクルーズツアー専門の旅行会社などもでてきて種類も増えてきましたね。
神戸のポートターミナルにはよく巨大なクルーズ船が停泊していますので、もし機会があればご利用なさってはいかがでしょうか。
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