明石市

明石の観光名所はどこ?市の概要や観光地へのアクセス方法をご紹介!

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北は青森、東は東京や千葉、そして西は山口がある日本の本州。
その本州と四国とをつないでいる橋の一つに明石海峡大橋があります。

 

名称にも使われている「明石」

 

今回はそんな「明石市」の紹介をしていきます。

 

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明石市の概要

日本の標準時刻の街

明石といえば全国的に有名なのが日本の標準時子午線です。

 

少なくとも神戸市の小学校では明石=子午線の街とか先生に教えられていたはず。

 

 

東経135度ちょうどに位置する明石市は「明石原人」の化石がみつかったように、古代の新築住宅を立てる際に土地から遺跡が見つかることも多く、古くから人類が居住区にしていた痕跡がみつかっています。

 

 

また江戸時代には小笠原家、後に松平家の城下町として栄え、阪神と播磨地方との接点に位置しており恵まれた地理的条件を活かし、交通の要として発展してきた歴史がありました。

 

 

そんな明石が現在は子午線の街として、また東経135度の場所には天文台の大型時計が位置し時刻の街として栄えています。

 

 

瀬戸内の海の街

また明石は海の街としても有名です。

 

漁業の街として瀬戸内海の魚が集まり、明石駅前の魚の棚を代表に新鮮な海の幸を活かしたお店も多数。

 

 

有名な食べ物として明石でとれた明石タコを使った明石焼がありますが、いたるところに明石焼のお店もあります。

 

まるで広島駅前のお好み焼き屋さんみたいに多数点在。
どこも美味しいですが、やはり食べて行くと「自分の中の一番」っていうお店が見つかりますね。

 

 

話が逸れましたが、新鮮な海の幸が楽しめる街、それが明石です。

 

 

近年は社会保障に力を注いでいる街

また近年、明石市内に引っ越してくる人が増えてきていると言われています。

 

事実、実際に明石市民の数が増えているとか。

 

 

その理由の一つに社会保障の充実があります。

 

 

明石市では15歳未満までの子どもにたいする助成制度が充実しており、子どもの居る家庭が引っ越し先に明石市を選んでいるのもあります。

 

 

周辺の市も充実させようとしているそうですが、実際に体感できる形になるよう実行した明石市にやはりお子さんのいる家族が反応しているのが現れているそうですね。

 

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これからも明石は新しい住民とともに発展していきそうです。

 

 

明石市の観光地

つづいて明石市内にある観光名所を紹介します。

 

明石城

明石城は明石駅前すぐにあるお城で、駅のホームから眺めることも可能。

 

あいにく明石城自体は天守閣が無く、内部を見ることは叶いませんが、ホームから見える櫓(やぐら)は季節によっては一般公開されています。

 

公開時期:3・4・5・9・10・11月の土日祝日。雨天、荒天時は公開中止になりやすいです。
見学料:無料

 

 

また明石城のふもとに広がる明石公園は桜の名所としても有名。
そして広大な敷地にはグラウンドやランニングコースもあり地元の少年少女はもとより近所の方々の憩いの場ともなっています。

 

 

天気の良い日には駅前のパン屋さんで何かかって公園のベンチで食べるなんて穏やかに過ごせそうですよ。

 

 

 

魚の棚商店街

魚の棚商店街は明石駅の南側にある商店街で、読み方は(うおんたな)だそう。

 

 

明石の鯛や明石ダコ、鮮魚に乾きもの・加工品まで様々に並んでおり、まさに食材の宝庫ともいうべき商店街。

 

 

また本場の明石焼など明石ブランドが数知れず。

 

 

そんな魚の棚はまさに漁業の街を表しているかのような観光地の代表とも言えるでしょう。

 

ここで売っている「味よし」のさきいかが個人的に大好きです。

 

 

 

 

明石市立天文科学館

明石の市立天文科学館は1960年(昭和35年)に開館しました。そしてその建設には明治19年に制定された日本標準時が元になっています。

 

現在の日本の時刻を表す東経135度の子午線が通る場所に天文科学館を建設しようという話になり開館に繋がりました。

 

 

そのため天文科学館のてっぺんには電車からもよく見える大型の時計が時刻を刻み続けています。

 

 

また施設内にはプラネタリウムの他、月に一度公開される天体観測室、また明石の街が一望できる展望室などもあります。

 

 

亀の水

明石天文科学館の西、柿ノ本神社・月照寺の西参道の入り口にある明石・亀の水は、人丸山から涌き出る霊泉が亀の口から流れ出ています。

 

 

1699年に、柿本神社への西の参道が造られた時、人丸山上に水がないため、手水鉢として設けられたのが始まりだそうです。

あまりにも人々の利用が多く、ついに甕が割れてしまいました。

 

 

1719年、明石まで犯人を追いかけた飯塚喜兵衛宣政が手柄の恩賞のかわりに、罪人の罪を減じることと、割れた甕のかわりに立派な石の手水鉢を寄進したのが、今に至ります。

 

 

柿本神社

柿本神社は教科書にものっている詩人、柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)を祀っている神社。

 

 

1620年(元和6年)当時の明石城主だった小笠原忠政が柿本人麻呂を歌聖として大変崇拝されていたため、明石の地に祀られたのが最初です。

 

 

主な御神徳は学問・安産・火災除、さらには妻に捧げた歌も多くあり非常に愛妻家だったことを感じれるため、夫婦和合の神としても祀られています。

 

 

4月の第2日曜日には計4つの御神輿を担ぎ練り歩く柿本神社の春季例祭(しゅんきれいさい)が行われています。

 

 

 

 

住吉神社

住吉神社は明石の魚住に鎮座する海に面する神社です。

 

 

境内には1624年に建立された能舞台があり、明石市の有形民俗文化財にも指定されています。

 

 

特に楼門は全体の姿も整っており、細部にわたって建築技法が優れており一見の価値あり。
能舞台も1627年に建立されており歴史を感じれます。

 

 

景色としては松林越しに見える海が景勝の地。
また並んでいる藤の房をくぐり抜けると祓い清められると言われている「祓除(はらい)の藤」
ちなみに藤は住吉神社の御神木です。

 

そして夕方に住吉神社がある住吉公園から眺める夕景。播磨灘に沈む夕陽は感無量です。

 

 

ちなみに住吉神社って全国に山ほどありますが、イザナギイザナミの2神から生まれた住吉三神の
底筒男命(そこつつのおのみこと)
中筒男命(なかつつのおのみこと)
表筒男命(うわつつのおのみこと)

を祀られている神社です。

 

 

林崎松江海岸

林崎松江海岸は京阪神では珍しい、自然が残っている海岸線は東西に約400メートルの広さを誇っています。

 

特徴としては明石海峡大橋や淡路島を遠望できるビュースポットとして有名。また何よりも水がキレイなのが人気の秘密です。

 

 

海水浴場なので夏場のシーズン以外は賑わうことはありませんが、その広々とした海岸線と素晴らしい水平線が生み出す自然は四季に関係なく堪能できるでしょう。

 

 

あとここの近くにある「ヒポポパパ(旧ムーミンパパ)」というお店の女子トイレ。これは絶対に立ち寄るべきです。

 

全国的に見ても非常に珍しいトイレです。

 

 

 

明石へのアクセス方法

いくつかの名所は最寄り駅が異なりますが、明石へのアクセスはJR明石駅か、山陽電鉄の明石駅まで向かいます。

 

JRの場合は新幹線で新大阪もしくは西明石駅で神戸線に乗換、新快速で明石駅まで1本です。

 

山陽電車の場合は、山陽電車姫路駅ー阪神電車梅田駅と山陽・阪神直通運転で乗換なしで行けますので、
阪神梅田駅からでも山陽姫路駅からでも乗って行けます。

 

 

さいごに

明石は瀬戸内の海岸に沿って東西に長い土地で、基本的に海岸と海の幸が観光名所と絡んできます。

 

 

兵庫の観光地としては神戸や姫路が有名ですが、一度明石にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
隠れた魅力に魅了されると思いますよ。

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