秋となれば紅葉のシーズン。
色とりどりの木々が季節を感じさせますね。
またシーズンにもなると紅葉の有名スポットは大勢の人でにぎわいます。
その美しいモミジなどを写真に収めるためにカメラを持参する人もたくさんいるでしょう。
しかし、今回は一風変わったシャッターチャンスを紹介したく思います。
それは「運よく」撮影できるかどうか、になるんですが。。。
毎年10月11日は神戸の海神社の例祭「秋祭り」が行われます。
スポンサーリンク
Contents
紅葉の時期は?
海神社の秋祭りを紹介する前に、日本の紅葉のシーズンはいつなのかを考えてみました。
一般的な紅葉の見どころ時期は11月の中旬から11月下旬が主なシーズン。
ネットや雑誌の特集などに載っている有名スポットだと11月後半には見渡す限り木という木が銅色や金色、燃えるような朱色に染まる美しい秋の森が広がっていることでしょう。
また場所によっては12月上旬まで紅葉が残っている地域もあれば、早ければ10月上旬から色付き始めるところもあります。
具体的にいつから色が変わり始め、いつが最高の見どころなのか。というのは天気と似ており自然のものなので毎年時期はずれますが、
逆に言うと10月上旬に紅葉を楽しめる可能性もあるということです。
神戸の海神社
話は変わりますが、海神社は神戸にある、正確には神戸市の西端、明石市に接する垂水という地にある神社です。
その歴史は古く1800年程昔、神功天皇が三韓征伐より帰路の折に海が荒れていたため立ち往生していました。
その際に海を鎮めるため祈願したところ、たちまち風波がおさまり、無事都に還ることができたそうな。
その時に祈願した土地にお社を建てたのが、現在の海神社です。
このような由来のため、航海安全のご利益のほか、漁業繁栄からの商売繁盛のご利益があると言われています。
10月に行われる秋祭りもこの航海安全や農業・漁業の繁栄を祝う目的で行われます。
海神社の秋祭り
海神社の秋祭りは3日間行われ、メインとなるのは2日目、例祭の日に氏子崇敬者の繁栄・海上安全・農業繁栄・水産豊漁を祈願します。
それに合わせて境内には多くの屋台が並び、提灯などが盛り上げます。
夜には地元の人はもちろん遠方からも祭りを楽しもうと人があつまり大盛り上がりなお祭りです。
そんな秋祭りが紅葉のスポットとして紹介したく思います。
秋祭りに紅葉撮影は可能?
スポンサーリンク
秋祭りはいつ?
海神社の秋祭りは、
10月10日(宵宮祭)
10月11日(例祭)
10月12日(海上渡御祭)の3日間です。
お祭りが開かれるのは10月上旬~中旬。
紅葉が楽しめるシーズンは年や場所によって異なりますが、11月中旬~下旬が主な時期。
ただ、早ければ10月上旬より色づき始め、中旬には見ごろになったりします。
ですので、タイミングが良ければ海神社の秋祭りの時期に紅葉が楽しめる可能性があるのです!
海神社は紅葉スポット?
紅葉スポットといえば見渡す限り赤、赤、赤と辺り一面に広がるモミジたちが有名です。
よく見るスポット写真もほとんどがそういった写真ですね。
垂水の海神社はそういった有名スポットではありません。
紅葉の名所と呼ばれるところと比べると木も少ないですし、「見渡すかぎり」というのはまず無理でしょう。
では何がおすすめなのか?
奈良県や京都では五重塔やお寺とのコントラストが紅葉を際立たせるとして有名なスポットがあります。
そりゃ多ければ多いに越したことはありませんが、木が少なくても撮影アングルと紅葉の時期が重なれば立派な写真が撮影できます。
ましてや神社の古くから続く伝統祭事となれば催し物もあります。
提灯や屋台、例祭時に巫女さんや宮司さんの行事があればそれこそ紅葉の色が各々を引き立てて最高の写真が撮影できるでしょう。
いや、紅葉がメインだったら紅葉を引き立てる形になるかもしれませんね。
この時期に祭事が行われ、木々も全くないわけではない海神社だからこそ狙える撮影スポットです。
海神社へのアクセス
大阪方面からのアクセス
最寄りはJR垂水駅です。
JRだと京都・新大阪・大阪駅から新快速で三宮駅まで。
三宮駅で快速電車・各駅停車に乗り換えて垂水駅に向かえます。
※ 垂水駅は新快速が停車しませんので最初から快速電車・各駅停車で向かっても着きます。
また山陽電鉄垂水駅も同じ場所なので阪神梅田駅から直通特急で乗り換えせず山陽垂水駅下車で着きます。
※ JRの新快速と比べると山陽電鉄は到着時間は遅いですが、途中海沿いの線路から見える瀬戸内の景観は絶景でございます。
姫路方面からのアクセス
姫路からも大阪方面から向かうのと同じく、新快速に乗車、明石駅で快速電車・各駅停車に乗り換えで垂水駅に向かえます。
また山陽電車も走っていますので山陽姫路駅発の直通特急で山陽垂水駅に乗り換えなしで行けます。
さいごに
紹介はしましたが秋祭りの時期に葉の色が染まっているかどうかは運になってしまいます。
しかし、もし染まっていたら、祭りと紅葉のコントラストは巷の有名スポットに匹敵する景観になるでしょう。
日中に撮影し、夜は祭りの雰囲気の中、違った顔を撮影するのもいいですね。
スポンサーリンク