灘のけんか祭りの歴史は?開催はいつ?場所は?行き方は?

灘のけんか祭りタイトル

例祭とは神社の1年に1度行われる重要なお祭りのこと。

神社によって日程は異なりますが〇月〇日と決まっており、たいていの神社では盛大なイベントが行われます。

 

兵庫県姫路市にある松原八幡神社の例祭が地元で有名な「灘のけんか祭り」。

 

今回はその「灘のけんか祭り」を紹介していきます。

 

 

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灘のけんか祭りの歴史は?

「灘のけんかまつり」は松原八幡神社の秋季例祭の俗称で、播州地方最大の秋祭りです。

例祭とは毎年行われる祭りのことで、松原八幡神社では、毎年10月14日と15日におこなわれています。

 

「灘のけんか祭り」は、また「灘まつり」とか「妻鹿(めが)のけんか祭り」とも呼ばれ、古めかしい神輿をぶつけ合う特殊な神事によって全国の数ある「けんか祭り」の中でも最大規模の祭りであるといわれています。

 

すでに戦前から播磨を代表する祭りとして知られており、戦後は神輿練りのほか、絢爛たる屋台を盛大に練り競う勇壮豪華な屋台練りが人気を呼び、国内はもとより海外にまでその名を知られるようになりました。

 

そんな松原八幡神社の例祭の歴史は古く、旧暦八月十五日に例祭の原点とも言われている「放生会(ほうじょうえ)」が、厳しく執り行われていたといわれています。

 

放生会とは、捕らえられている生き物を解き放って自由にしてやる儀式で、生類保護・殺生禁断の仏教思想と結びついて、全国各地の八幡神社で盛んに行われるようになりました。

 

その後、自主的な出し物が随行することを認められ、祭礼への自主参加も認められるようになり、徐々に装飾が現在の豪華絢爛な見栄えへとなったそうな。

 

宵宮(14日)では各地区から7台の屋台が町内を一巡し、宮入りの後、楼門前で練り合わせをします。

翌日の本宮(15日)は早朝5時からの露払い行事に始まり、海で体を清める潮かきの儀、そしてクライマックスでは神社の西、約1㎞にあるお旅山の練り場(南北を段々畑の桟敷に囲まれた自然の劇場)に移って、3基の神興のぶつけ合いや、6村の豪快な屋台練りが行われます。

 

 

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灘のけんか祭りの日程や開催時間・開催場所は?

毎年10月14日・15日

雨天時:雨の量によって変更の可能性有。

 

けんか祭り当日の混雑状況は?

昨年は松原八幡神社を中心に西は市川、東は八家川までの市道が交通規制がかかりました。

また南は国道250号線バイパスまでが交通規制がかかりました。

基本的にイベント行事の交通規制は特別規模が縮小もしくは拡大しないかぎり規制エリアはほとんど同じです。

そして大事なのが、区間内ではなくても規制区間周辺の交通状況は総じて大渋滞が当たり前。

 

規制の都合上車道が一方通行になっていたり片道車線になっていたりするのに、お祭り見学の車が増え交通量が通常のほぼ倍増。

 

ちなみに専用の駐車場はありません。

それでももし車で行かれるなら徒歩30分程度の距離まで離れた場所に駐車するのが個人的なおすすめです。

 

けんか祭りへのアクセス方法

山陽電鉄の白浜の宮駅下車。

そのまま南へ進んで徒歩5分で松原八幡神社です。

当日は駅前から熱気がすさまじいのですぐわかるでしょう。

ちなみに姫路駅からなら山陽電鉄でそのまま来れますが、大阪方面なら…阪神電車が山陽電車に乗り換えなしで直通運転してますので、阪神電車に乗って行くとわかりやすいと思います。

 

 

さいごに

名称の通り見た目の激しさはすさまじく、初見だと圧倒されるに違いありません。

しかし海外にもその名が通った理由がすぐにわかると思いますので、ぜひ一度体験してみてください!
ぽちっとしていただいたら嬉しいです!

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